Q:えーっと、私の場合だと、おそらく自分自身に反対のことを信じさせるようにしています。
私の人生ではずっと、顕在意識上で有限なものに関わってきたんです。

レスター:じゃあ、きみにとっては、無限が有限を終わらせるということだね?

Q:そうです。有限は私が信じることだからです。それは私にとっては真実だからです。
あなたが話してくれる「無限」は本当に可能には思えますが、しかし私はそれを完全に受け入れることはできないんです。
それはまるで、あなたが電球に触ったらあなたはやけどした、そして誰かが「その電球に触ってみろ!やけどしないから」というような感じに思えるんです。
それに触らないで潜在意識の反応を克服するのは難しいと思うんです。

レスター:少し説明させてほしいのだが、無限は有限を含んでいるのだ。
そして無限は有限の基盤となっている。あなたが無限になったら、好きなだけ有限できることができるんだよ。
君は何も失なわない。

Q:それなら、私は喜んで無限のために有限をあきらめます!

レスター:あきらめる?おそらく、それが私たちを悩ませているものだ。
もし最後までたどりついたら、私たちの体もあきらめなければいけないと恐れているんだよ。体だけではなく、家族や家なども。
そんな風にはならない。

最後まで辿り着いた人たちは、その体も家も家族もなくなってはいない。
単に、以前の束縛の感情や体や家、家族に対する執着がなくなり、その場所で自由に感じるだけだ。


※続きます…