Q: 「覚醒した後は、前もって設定した人生を生きる」とはどういう意味ですか?
レスター: 私たちは、ある特定の経験から学ぶために、この体がどういう動きをするのかあらかじめ決めているのだ。
Q: 今世で「悟りを得る」とあなたは知っていたのでしょうか?
レスター:いいや。
過去世では、行動と反応、原因と結果、カルマ(これらはすべて同じものだが)の法則にしたがっていたので、さらにこのゲームを続けたいと思う。
以前の肉体では、あなたはある事をした、だから次回ではそれらを取り消したいと思うし、そして好きだったことは続けたいから同じような状況をあらかじめ設定しておくのだ。
しかし、あなたによってあらかじめ設定された出来事を変えることは不可能だ。
この世界に来る前に、あなたがこの体に設定しておいたことは正確に行われる。
この世俗的な世界において、自由意思はない。
しかし、ある意味で自由意志はある。
その自由意志とは、この体と自分を同一視するか、もしくはその存在(being)と同一視するかという自由だ。
この体と自分を同一視すればあなたはトラブルに巻き込まれる。
だから自由意志はアイデンティティーの一つなのだ(ちと意味不明)
これを知れば、人生はより易しくなるだろう。
あなたはそれ(人生)と戦わないからだ。
あなたは自分を適切なものと同一視するように気を付けなければならない。
Q:至福への欲望は、幸福の探求を始めるのに十分でしょうか?
レスター:十分だ。
※続きます…