Q: 私は目を細めて、どうにかそういうふうに見よう(他人は誰もいない)としてるが、まだそこに分離が見えます。

レスター:
目を細めながらそこに近づこうとするのが、君のやり方だ。
君はまだ全体像を見ていない。
なぜなら、自分が消えてしまうのが怖いからだ。
だから、君がしなければならないことは、内側を深く掘り下げ、
掘り起こし、それをしっかり見ることだ。
一度それを見たら、その恐れを自然に手放せるだろう。
また、君は自分の個性を失うとおそれている。
君の個性は決して失われるものではない。
それは永遠に君とともにある。
本質である「わたし」は決してなくならない。
それが完全に無限になるまで、広がっていくだけだ。

君の体、心、家族、仕事、そしてすべての些細なことを失うことを君は恐れている。
潜在的にそれらを失うことを恐れているのだ。
もしそれらが顕在意識に現れたなら、それを見つけ、それを手放しなさい。
そうすれば、君は完全に自由になる。

Q:そうですね。
自分の体に対する執着はないと思っていましたが、私の家族や仕事、その他のものをあなたが付け加えた時、その執着を自覚しました。

レスター:
身体にどれだけ執着あるのか、見せてあげよう。
実際行動するのではなく、ただ想像してごらん。
崖から飛び降りる想像を…。
さぁ、自分の体に執着を感じるかい?

Q:はい。でもそれを取り除きたいという欲望を持たなければなりませんか?

レスター:
君はそれを取り除く必要はない。自分が何であるかを見て、そして自分が身体ではなく、単に体は君の一部に過ぎないと気づくだけでいい。

続きます…。